各コープの違いを徹底解説！それぞれの生協の特徴や選び方もご紹介

「コープと生協って何が違うの？」
「各コープの違いが知りたい」
「コープの種類がたくさんあって選び方がわからない」

などと、疑問に思ったことはありませんか？

地域によってコープや生協はさまざまな種類があります。私の住んでいる地域でも4種類のコープや生協があり、それぞれの違いや特徴があってどれを選んでいいのかが分かりませんでした。

そこで今回は、各コープの違いやそれぞれの生協の特徴や選び方について解説していきます。

コープと生協の違い

「〇〇コープ」や「生協〇〇」などと聞くと、コープと生協の違いって何か疑問に思いますよね。結論からお話しすると、コープと生協は同じものを意味します。

コープは協同組合を英語にした『co-operative』略で、頭の「co-op」をとって呼ばれています。生協は『生活協同組合』の略です。どちらも呼び方に違いがあるものの、意味は一緒なので違いはありません。

各コープ（生協）の違い

各コープはそれぞれの地域によって独立された組織になります。「コープデリ」「おうちコープ」「パルシステム」「生活クラブ」などは、別々の組織になります。

しかし、完全に独立した組織というわけではなく、日本生協連（日本生活協同組合）という全国規模の組織に属しています。

ふーすけ

日本生協連は組合員と直接やりとりはありません。

それぞれの会員生協（各生協）に事業や活動を届けています。代表的なものとして、4000品目以上も取り扱いがある『コープ商品』です。これは、コープでしか買えない商品になります。

コープ商品の違い

各コープ（生協）では、取り扱っている商品にも違いがあります。

取り扱いは以下のとおりです。

• コープブランド
• プライベートブランド
• 他のメーカー商品

それではひとつずつ見ていきましょう。

コープブランド

コープブランドの商品は『日本生協連』から各コープへ供給されています。

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『co-op』のロゴが目印です。

基本的に各地域のコープ（生協）は、『日本生協連』という組織に属しているため、共通してコープブランド商品を取り扱っていることが多いです。

コープブランドは4000品目以上の取り扱いがあります。昔ながらの商品もあれば、時代の流れに合わせて改良されてきた商品も多いです。コープブランド商品はコープ（生協）でしか買うことができないのが特徴です。

プライベートブランド

各地域のコープ（生協）によっては、独自のプラベートブランド商品を取り扱っています。プライベートブランド商品は、それぞれの理念や組合員の声によって企画・考案して作られています。

プライベート商品で代表的なコープはパルシステムです。パルシステムは、農薬や添加物をできる限り使わない商品作りが特徴であり、こだわりのオリジナル商品が800品目以上あります。

その中でも有名なのが『吉野家の牛丼』です。牛肉・玉ねぎは国産、化学調味料は使用しておらず、パルシステム仕様に改良されています。食の安全性を重視するパルシステムならではのこだわりです。

他のコープ（生協）でもプライベート商品に違いがあるので、気になる方は加入前にチェックするようにしましょう。

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プライベート商品は取り扱っていない生協もあります。

他のメーカーの商品

コープ（生協）では、コープブランドやプライベート商品以外にも、スーパーで売られているメーカーの商品があります。トイレットペーパーやティッシュ、雑貨類などさまざまです。取り扱いはそれぞれのコープによって違うため注意が必要です。

我が家で愛用しているコープデリでは、取り扱い品目が6000品目以上あります。

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コープで買い物を完結できるレベルです。

商品によってはやや割高な商品もありますが、自宅まで届けてくれるのが最大のメリット。各生協では加入前に資料請求やネットからカタログを見ることが可能です。

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気になる方はぜひチェックしてみましょう。

各コープ（生協）を選ぶ際の3つのコツ

コープ（生協）を選ぶ際の3つのコツは以下のとおりです。

• 対象エリアで選ぶ
• 取り扱い商品で選ぶ
• 手数料・サービスで選ぶ

それではひとつずつ解説していきます。

対象エリアで選ぶ

コープ（生協）では、配達の対象地域が決められています。コープは対象地域の方以外は利用することができません。

私の住んでいる地域にはコープデリ、パルシステム、生活クラブなどがあります。

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食材宅配を利用するなら、まずは対象エリアから確認するのがおすすめ。

「ここのコープ（生協）がいい！」と思っても、対象エリア外だと利用はできないので注意しましょう。

取り扱い商品で選ぶ

各コープ（生協）によって、取り扱いの商品は異なります。基本的には日本生協連（日本生活協同組合）の『コープブランド』が多いです。

しかし、コープごとによって、安全性に特化したものや取り扱いの商品の品数が多いなどの特徴があります。私の地域にあるコープでは、品数のコープデリ、安全性のパルシステム・生活クラブといったように特徴が異なります。

コープに加入をする際には、特徴を必ず確認してから自分にあったものを選びましょう。

手数料・サービスで選ぶ

各コープ（生協）は地域ごとに手数料やサービスに違いがあります。特に手数料は連合会などでまとまったコープで統一されているところもあれば、別々に料金が設定されている場合もあります。

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加入前には割引制度も必ず確認しよう！

また、加入時の特典もコープ（生協）ごとに違いがあるところが多いです。加入時に特典ポイントやお試しセールなどをしている場合や手数料無料期間などが設定されています。

手数料や加入時のサービス内容は加入してしまってからでは遅いため、加入前にチェックをしておきましょう。

代表的なコープ（生協）一覧

ここからは代表的なコープ（生協）をご紹介します。各コープの特徴を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

コープデリ

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コープデリは、1都7県が対象エリアで組合員数が500万人以上と大きな生協です。

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生協の中でも組合員数はトップクラス！

取り扱い商品も食材から日用品・雑貨など6000品目以上の取り扱いがあって豊富です。お試しセットも3種類あり、通常で購入するよりもかなりお得に購入できます。

コープデリの口コミや評判については下記の記事で紹介しています。
コープデリの口コミ・評判を徹底解説！5年以上使ってわかった魅力も紹介

おうちコープ

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おうちコープは、神奈川県・静岡県・山梨県の3県が対象エリア。取り扱い品目も3000品以上と多いです。

また、組合員の声を元に産地やメーカーと協力して作られたオリジナルブランドのユーコープセレクションが魅力です。お試しセットは本格中華や離乳食セットを通常の半額以下で購入できます。

パルシステム

＼資料請求＆お試しセットはこちら／

パルシステムの特徴は、対象エリアの範囲と食の安全性です。パルシステムは食へのこだわりとして、パルシステムの独自基準（食品添加物基準、容器放送に関する基準）をクリアしていない商品は取り扱いがありません。

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市販のものでも独自基準に合わないとパルシステム仕様に変更されています。

また、コープ（生協）では少ないクレジットカードの利用が可能です。コープは比較的ポイント還元率が低いので、クレジットでポイント貯めている方におすすめです。

詳しくは下記の記事で紹介しています。
【徹底比較】コープデリとパルシステムの違い！生協を5年以上愛用の筆者が解説

コープさっぽろ（トドック）

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北海道全域を対象としているコープさっぽろ（トドック）。取り扱い品目は25000品目以上という驚愕の多さです。

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北海道民の80％以上が加入しています。

支払いにクレジットカードが使用できますが、cloverトドックカードのみの取り扱いになるので注意しましょう。

コープ東北

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コープ東北は、7つの生協がまとまってできた連合会です。特徴としては、店舗にも力を入れており、店舗数や店舗でのイベントが多いです。

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ファミリーマートとの提携店もあります！

宅配事業では、4000品目以上の取り扱いがあり、店舗が多いのでコープ商品が手に入りやすいです。

コープきんき

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コープきんきには、7つの生協が共同で作っている『コープきんき共同開発商品』があります。これは、組合員からの声を元に、開発・改善を行っている商品です。

また、コープきんきはスーパーに近い価格の商品が多いと評判です。事業を7つの生協で共同することで、価格が安くなり品揃えや品質がよくなります。

生活クラブ

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生活クラブでは、添加物・遺伝子組み換え・環境ホルモンなどの安全性が疑わしいものは使用していません。産地や生産者、流通経路、製造方法などの情報公開を徹底しており、食の安全性へのこだわりが特徴です。

生活クラブは食材のことを『消費材』と呼んでいます。

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スーパーでは買えないオリジナル商品が多いです。

とやま生協

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2022年4月に「生活協同組合co-opとやま」と「富山県生活協同組合」が合併して誕生。コープとやまならではのオリジナル商品もあります。

取り扱い品目は3000品目以上あり、牛乳は小学校や保育園で飲まれているほど安全性が高いです。他にも安心して食べられる食材が数多くあります。

コープ自然派

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公式サイトをチェックする

コープ自然派は「オーガニック、しかもお手軽」が特徴であり魅力。「安全性に疑いのある食品添加物は使用していない」「必要のない食品添加物は使用しない」と、コープ自然派独自の食品添加物の自主基準を設けています。

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安全性にこだわりがあるからこそ情報公開も徹底されています。

遺伝子組み換え食品、農薬使用状況などは使用割合をマークにして、カタログに記載されています。

グリーンコープ

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グリーンコープは、大阪〜中国・九州までの14府県で利用できます。プライベートブランド商品もあり、グリーンコープマークが特徴です。

こちらも安全性に関する独自の基準を設けており、基準に合わない場合には開発・改良しているのが特徴です。

まとめ：住まいの地域に合ったコープ（生協）を選ぼう

今回は、各コープ（生協）の違いについて解説してきました。

どのコープ（生協）を選んでいいのかわからない時は、以下の3つのポイントを確認してみてください。

それぞれのコープは取り扱い商品や事業に特徴があります。今回ご紹介した選ぶポイントを参考にして、ピッタリなコープ（生協）を選んでみてください。